歯は万病の元になる。歯周病予防のすすめ

歯周病は成人男性・女性の三分の一、
壮年期にいたっては二分の一がかかっているといわれています。
多くの歯周病の原因が、ブラッシングが不十分であることから、
だんだんと歯茎が炎症を起こして歯肉炎になり、
これが継続することで次の段階である歯周病へと変化してしまうのです。

歯周病は国民病と言われるほどに人数が多い病気ですが、
増えている原因として食生活の変化によってやわらかいものがふえて、
歯にくっつきやすいものが多くなったからと言われています。
なかなか取りにくい歯垢が増えてしまうとそれだけ歯周病・歯肉炎の
リスクは高まってしまうのです。

ただ、この歯周病を放っておくと大変なことになります。
歯周病はあまり自覚症状がないものとされています。
虫歯などは神経がむき出しの状態になって痛みを伴いますから、
治療をしなくてはいけないという気持ちになりますが、
歯周病は痛みがあまりないために、気づいたころにはもう手遅れ
ということも少なくないのです。

歯周病が原因と言われる症状の中には命に危険を及ぼすものがいっぱいです。
たとえば心筋梗塞・動脈硬化・糖尿病など。
歯の病気がなぜ心臓や血液と関係あるのか。と疑問に思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、研究によって一見無関係の
歯周病とこれらの疾患の密接なつながりが分かってきたのです。

歯周病菌には血液中の血小板を固める性質があります。
この血小板が固まると血管の内部に血栓という固形のものが
生まれます。これが血液の流れを止めてしまい
心筋梗塞を誘発してしまうのです。
統計では歯周病の人の心筋梗塞の発症割合は、健康な歯の状態の人の
2倍から3倍といわれています。

また、糖尿病リスクも高めることが知られており、
通常人間は食事をすると急激に体内の糖分の量が増えます。
これを抑えるためにインシュリンという物質を身体が出すのですが、
この分泌を抑制するのが歯周病菌なのです。

このようにいろんな健康リスクを脅かす歯周病。
すぐに検診をして正常な状態に戻すことをオススメします。

赤松秀夫ちゃん

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